施設長より

夢のある職場を目指してプロジェクトが進行中!

当法人の原点である「ひかり学園」は、障がいを持つ子どもの保護者の皆さんによって生まれました。当時は重度の知的障がいの子を、養護施設等を卒業した後に受け入れる施設が少なく、それなら自分達でつくろうと奔走されたのです。入所希望の多さから数年後には「第2ひかり学園」ができ、その後、平成18年に成立した障害者自立支援法による規制緩和を背景に、通所施設やグループホーム、放課後等デイサービスと、地域社会の求めに応じてさまざまな障がい者支援施設・事業所を開設してきました。今では地域福祉の一大拠点となっています。特色はその成り立ちから、知的障がいの方の支援に特化していること。支援が難しい方も多いのですが、職員は笑顔を忘れず、身内のように愛情を注いでいます。

そんな当法人では今年度から、10年間の長期計画「槇の実プロジェクト10」がスタートしています。これは法人の将来を見すえてさまざまな事業計画を構想・立案・実現するもので、「職員に夢のある職場」にすることが大きな目標です。そのため現在では各事業所の若手、つまり次世代を担う職員たちが中心になってプロジェクトを推進し、「こういう風にしたい」と活発に検討しています。事業所が増えれば目指すポジションも広がるでしょうし、地域にもより貢献できます。すでにグループホーム等の支援施設のほか、公園や地域交流館などを設けた「ケアパーク構想」も立ち上がっていて、活躍の場は広がるばかりです。現場の声を反映するプロジェクトですから、「職員全員で槇の実会を発展させていこう」という気運が盛り上がっています。

私たちが支援する入所者様・利用者様の中には、会話が成立しない方も少なくありません。ですが「笑顔」は必ず通じ、周囲を和やかにすることから、当法人では「一日一笑」をモットーにしています。そして常に笑顔を絶やさず支援にあたるには、心に余裕が必要です。そうした観点から当法人では、社員教育をはじめ、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。今年度からはサービス残業撲滅など、オン・オフの区別をさらに明確にするとともに、介護福祉士・社会福祉士の資格取得を望む人には、従来の合格お祝い金以外にも様々な助成を考えています。地域に根づく安定した社会福祉法人で働くやりがいはもちろん、その先の夢も広がる職場で、社会人の第一歩を踏み出して下さい。
<総合施設長・常務理事 藤崎明>